森蘭丸(森成利)の家紋一覧(2種)

森蘭丸(もりらんまる)が使用した家紋を一覧で紹介します。

森鶴の丸紋

森鶴の丸

森鶴の丸

森鶴の丸紋』は森氏の定紋。通常の『鶴の丸』よりも複雑に描かれる。長可や可成の甲冑や陣羽織にもこの家紋がみられる。

対い鶴紋

対い鶴

対い鶴

対い鶴紋』は森氏の替紋。甲冑などでは『森鶴の丸』が左右に向き合わせた形で使われていたが、その名残りだろう。

森成利(森蘭丸)(1565-1582)

森 成利(もり なりとし)、通称「蘭丸」は、安土桃山時代の武将、織田信長の近習として知られる。父は森可成、兄は長可

成利は、天正5年(1577年)に、信長の小姓として召し抱えられ、側近として活動を続けた。『信長公記』によれば、使者としての活躍。また、母の妙向尼は織田信長と石山本願寺との争い(石山合戦)の和睦成立に奔走し、成利を通じて情報を得て信長と直談判をしたとされる。

天正10年(1582年)、甲斐武田氏滅亡後、兄の長可に代わり、美濃兼山及び米田島を与えられ、美濃岩村城主となった。しかし、同年の本能寺の変において、明智光秀の軍に囲まれ、信長とともに討死した。享年18歳。

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