真田六文銭紋（さなだろくもんせん）：家紋のいろは

真田六文銭

さなだろくもんせん

真田六文銭

【真田六文銭】の家紋データ

真田六文銭紋は、6枚の『一文銭』を上下に三枚ずつ横に並べて描く。別に『六連銭』とも。六連銭は信濃の海野氏一族が多く用いる家紋であり、信濃松代藩真田氏の定紋ということで、『真田六文銭』『真田六連銭』『真田銭』と呼ばれる。ちなみに真田氏は海野氏の一族。6枚の裏銭は三途の川の渡し賃である六道銭（りくどうせん）に由来し、その軍旗は戦場でも敵を大いに恐れさせた。

名前	真田六文銭
読み	さなだろくもんせん
別名	真田銭
種類	器物紋	モチーフ	錢
神紋	長野県建部八幡宮
戦国武将	真田昌幸、真田信之、真田幸村
使用苗字	真田、海野、野村、八木、矢島、小野、浦野、大戸
大名旗本	信濃松代藩真田氏の定紋、旗本真田氏

錢カテゴリの紹介

錢紋の解説
銭紋は貨幣を象った文様で、死者の棺に入れる六道銭に由来する信仰的な意義を持つ家紋と、富を象徴する瑞祥的な意義に由来する家紋がある。前者は真田家の家紋として有名な『六文銭』、後者は織田信長も使用した『永楽銭』がそれにあたる。意匠は無文の銭と、文字のある有文の銭がある。
錢紋の使用家
長、市、水野、滋野、真田、宇野、矢島、八木、矢沢、鎌原、安倍、黒田、仙石、青山、九鬼など
錢紋の使用地域
長野、群馬、静岡、埼玉、愛知、香川