武田信玄の家紋一覧(3種)

武田信玄(たけだしんげん)が使用した家紋を一覧で紹介します。

武田菱紋

武田菱

武田菱

武田菱紋』は武田家の先祖代々の家紋。武田家の定紋。『割菱』の一種だが、『武田菱』のほうが割菱より割線が細い。

花菱紋

花菱

花菱

花菱紋』も武田家の定紋の一つ。多くの場合、武具には武田菱、それ以外には花菱という感じで使い分けている。

陰花菱紋

陰花菱

陰花菱

陰花菱紋』も武田家で使用していたが、別の家紋というよりも『花菱』を色を抜いて使っているだけであろう。

武田信玄(1521-1573)

武田信玄(たけだしんげん)は、戦国大名であり甲斐源氏の嫡流である武田氏の当主。本名は晴信。子に武田勝頼らがいる。信玄の治世は、武田氏の全盛期とされ、その軍事的才能と政治的手腕により、甲斐国を中心に広大な領土を支配した。

信玄は、父・信虎を追放し家督を相続後、家臣団の統制を強化し領国経営に力を注ぐ。また、武田といえば「風林火山」と言われるほど、信玄は孫子の兵法を深く研究し、軍事戦略に活用したことで名高い。特に、川中島の戦いでは、上杉謙信との間で数度にわたる激戦を繰り広げ、その武勇と智略を世に知らしめた。

元亀4年(1573年)、信玄は三方ヶ原の戦いで徳川家康を破った後、しばらく西上作戦を続けたが持病が悪化、軍を甲斐に引き返す三河街道上で死去した。享年53。

信玄の死後、武田氏は衰退の道を辿るが、その業績は今日まで讃えられている。

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