相馬繋ぎ馬紋（そうまつなぎうま）：家紋のいろは

相馬繋ぎ馬

そうまつなぎうま

相馬繋ぎ馬

【相馬繋ぎ馬】の家紋データ

相馬繋ぎ馬紋は、二本の杭に繋がれた左向きの馬が後ろ足を跳ね上げた状態を描く。別名『二本杭繋ぎ馬』。陸奥中村藩相馬氏の家紋ということで『相馬繋ぎ馬』と呼ばれる。相馬氏は平将門の子孫で、下総国相馬郡に住み地名を取って氏とした。この紋は、先祖である平将門が天から授かった黒馬が暴れ去ろうとするところを家臣総出で繋ぎ止めたという伝説に由来する。ちなみに、相馬氏は他に『九曜』『相馬亀甲』などを使用している。

名前	相馬繋ぎ馬
読み	そうまつなぎうま
別名	二本杭繋ぎ馬
種類	動物紋	モチーフ	馬
戦国武将	相馬義胤、神田正高、三田綱勝
使用苗字	相馬、神田、三田
大名旗本	陸奥中村藩相馬氏の替紋、旗本神田氏、旗本三田氏

馬カテゴリの紹介

馬紋の解説
馬紋は平将門の子孫という相馬氏の家紋として有名で、使用家も相馬氏の氏族に多く見られる。家紋の由来は平将門が反乱を起こした際に天の七つ星が黒馬となったという伝説によるが、相馬氏の本拠地が馬の有数の産地であることも理由の１つと推測される。
馬紋の使用家
相馬、神田、戸張、信田、岸、贄河、平野、三田、小塚、黒沢、矢沢など
馬紋の使用地域
福島、茨城、千葉