五德紋(ごとく)について

器物紋

五德

五徳紋とは、火鉢や囲炉裏の灰の中に据えて鍋や鎌を乗せる道具の「五徳」を紋章化とした家紋。もとは輪を上にして用いた竈子(くどこ)を、茶道具の炉に合せて上下逆さまに用いたことから「くどこ」を逆にして「ごとく」と呼ぶようになった。五徳の字は仏の六つの徳である「自在(じざい)」「熾盛(しせい)」「端厳(たんげん)」「名称(めいしょう)」「吉祥(きっしょう)」「尊貴(そんき)」の「六徳」にちなみ、天井から吊るす道具である「自在鉤(じざいかぎ)」を使わない道具ということから「自在」を除いた「五徳」の字が当てられたもの。兵法や儒教の五つの徳に通じることから家紋となった。
五德

使用地域
京都、滋賀、静岡、茨城
使用家
疋田、佐々、木野、鎌田、河田、平野など
戦国武将
疋田正次

 五德紋一覧-18種

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五徳紋

五徳

太五徳紋

太五徳

丸五徳紋

丸五徳

真向い五徳紋

真向い五徳

陰真向い五徳紋

陰真向い五徳

地紙形五徳紋

地紙形五徳

亀甲形五徳紋

亀甲形五徳

五徳模様紋

五徳模様

五徳模様(2)紋

五徳模様(2)

据え五徳紋

据え五徳

変り据え五徳紋

変り据え五徳

石持ち地抜き据え五徳紋

石持ち地抜き据え五徳

丸に真向い五徳紋

丸に真向い五徳

中輪に角五徳紋

中輪に角五徳

丸に置五徳紋

丸に置五徳

炉縁に真向き五徳紋

炉縁に真向き五徳

隅立て角に真向い五徳紋

隅立て角に真向い五徳

五徳菱紋

五徳菱



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